2014年4月4日金曜日

第2回愛知県小児臨床研究会のご案内(5/23)

  2014年5月23日に、愛知県四大学が協力して臨床研究を行っていくための研究会「愛知県小児臨床研究会(Aichi Pediatric Clinical Study Group : APeCS)」が開催されます。昨年10月に第1回研究会を行い、研究会の目的や研究課題の提案を行いましたが、今回は各研究課題についての報告に加え、特別講演ではAcute phase reactants (APR) の研究でご高名な後藤玄夫先生に新生児医療・研究についての講演をお願いしております。後藤先生の講演を通して、小児臨床研究の真髄を感じていただければと思います。
 各大学単位でなく愛知県全体のpopulation-basedで研究を行うことは、疫学的にも希少疾患の研究においても重要です。臨床研究に興味がある先生、今まで臨床研究に関わったことのない若手の先生もぜひ参加下さい興味を持った研究テーマがあればその研究チームに参加することも可能です。こども達の診療に役立つ研究を自分たちの手でやってみましょう。


       日時:  2014年5月23日(金) 19:00-21:00
         会場: 名古屋マリオットアソシアホテル16階サルビア

1. 開会の辞 名古屋大学大学院医学系研究科 小児科学・成長発達医学 小島勢二
2. 研究報告
 1) 小児の脳梗塞の原因、診断、治療
    岡崎市民病院 小児科
    辻健史
 2) 冠動脈病変合併リスクの高い川崎病患者に対する初期治療の検討
    名古屋大学大学院医学系研究科 小児科学・成長発達医学
    加藤太一
 3) 新生児胆汁うっ滞疾患に対する網羅的遺伝子解析
    名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野
    杉浦時雄
 4) 愛知県内におけるロタウイルス感染重症例(脳症・突然死・消化管出血・尿路結石)
    藤田保健衛生大学 小児科
    河村吉紀
 5) アナフィラキシーに対する自己対応事例の集積調査
    あいち小児保健医療総合センター アレルギー科
    伊藤浩明
3. 特別講演 座長 名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野 齋藤伸治
   「新生児医療が始まった頃の昔話とAcute Phase Reactants(APR)」
    名古屋市立西部医療センター名誉院長
    後藤玄夫先生

参加費:1000円(当日会場にて申し受けます) 学生の方は、無料ですので受付でお申しつけ下さい。会終了後、情報交換会を予定しております。