2014年4月4日金曜日

論文執筆のためのセミナーのご案内(4/19)

 4月19日(土)に「論文執筆のためのセミナー」を開催いたします。臨床医の重要な仕事の一つに学術活動があります。発表の場は、さな研究会から国際学会まで幅広くありますが、最も大切なことは論文を執筆して「形」として残すことと思います。また、小児科専門医の受験資格に論文執筆を入れるということが議論されています。その意味においても、若い頃から論文執筆を行うことは重要なことです。しかしながら、多忙な臨床の中では、論文執筆をすることも教えることも難しいということは多くの先生方が感じていることです
 今回、若手医師を対象に論文執筆の重要性、論文執筆のノウハウなどを話す機会を設けることにいたしました。先生方におかれましては大変ご多忙かと思いますが、是非ご参加ください。

 日時 : 平成26年4月19日(土)  15:00~17:30
 場所 : 名古屋大学医学部  鶴友会館2階 大会議室
 

 座長:小島先生 早川
  1)「小児科専門医制度と論文執筆(仮題)」  
      名古屋大学医学系研究科 小児科 小島 勢二教授
  2)「如何にして論文を書かせるのか(仮題)」 
      江南厚生病院 小児科 尾崎 隆夫先生
  3)「論文執筆の実際(仮題)」           
      愛知医科大学 小児科 奥村 彰久教授
  4)「私の論文執筆経験(仮題)」         
      名古屋大学医学系研究科 小児科 成田 敦先生
  5)「若者よ、論文を書こう」            
      名古屋大学医学部附属病院 周産母子センター 早川 昌弘教授
  6)「論文執筆指導委員会(仮称)の紹介」   
      名古屋大学医学系研究科 小児科 夏目 淳助教授

多くの先生方のご参加をお待ちしております。

第2回愛知県小児臨床研究会のご案内(5/23)

  2014年5月23日に、愛知県四大学が協力して臨床研究を行っていくための研究会「愛知県小児臨床研究会(Aichi Pediatric Clinical Study Group : APeCS)」が開催されます。昨年10月に第1回研究会を行い、研究会の目的や研究課題の提案を行いましたが、今回は各研究課題についての報告に加え、特別講演ではAcute phase reactants (APR) の研究でご高名な後藤玄夫先生に新生児医療・研究についての講演をお願いしております。後藤先生の講演を通して、小児臨床研究の真髄を感じていただければと思います。
 各大学単位でなく愛知県全体のpopulation-basedで研究を行うことは、疫学的にも希少疾患の研究においても重要です。臨床研究に興味がある先生、今まで臨床研究に関わったことのない若手の先生もぜひ参加下さい興味を持った研究テーマがあればその研究チームに参加することも可能です。こども達の診療に役立つ研究を自分たちの手でやってみましょう。


       日時:  2014年5月23日(金) 19:00-21:00
         会場: 名古屋マリオットアソシアホテル16階サルビア

1. 開会の辞 名古屋大学大学院医学系研究科 小児科学・成長発達医学 小島勢二
2. 研究報告
 1) 小児の脳梗塞の原因、診断、治療
    岡崎市民病院 小児科
    辻健史
 2) 冠動脈病変合併リスクの高い川崎病患者に対する初期治療の検討
    名古屋大学大学院医学系研究科 小児科学・成長発達医学
    加藤太一
 3) 新生児胆汁うっ滞疾患に対する網羅的遺伝子解析
    名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野
    杉浦時雄
 4) 愛知県内におけるロタウイルス感染重症例(脳症・突然死・消化管出血・尿路結石)
    藤田保健衛生大学 小児科
    河村吉紀
 5) アナフィラキシーに対する自己対応事例の集積調査
    あいち小児保健医療総合センター アレルギー科
    伊藤浩明
3. 特別講演 座長 名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野 齋藤伸治
   「新生児医療が始まった頃の昔話とAcute Phase Reactants(APR)」
    名古屋市立西部医療センター名誉院長
    後藤玄夫先生

参加費:1000円(当日会場にて申し受けます) 学生の方は、無料ですので受付でお申しつけ下さい。会終了後、情報交換会を予定しております。